真に自立更生するとは

2018-07-14

人は罪を犯すと法によって裁かれ,罪人となります。

執行猶予となるか刑務所に服役するか。

しかし刑務所で模範囚となれば,仮出所がもらえます。

仮出所がもらえなくても刑期が満了すれば,自由の身となります。

さて,これからどうするかが大切です。

罪を犯した人に一時的な職や住居という安定と安心を提供するだけで自立更生ができるのか。

罪を犯した人に人の道を説き,愛情を注ぐだけで自立更生ができるのか。

統計によれば48%の人は再犯をしています。

働けるのに働かず,生活保護という税金で暮らしている人もいます。

自立更生は一生をかけて自分の力で行うものだと思うのです。

今までの自分のどこがいけないのか。どうすれば今までの自分を変えられるのか。

それを,自分で理解し,自分で実践し,自分で身に付け,自分で成長していけるようにならなければなりません。

ところが,ここが一番の困難なのです。自我との戦いなのです。

「つまづきは竹の節のようなもの」

つまづきがあるからこそ,人は大きく成長する可能性もあります。

しかし,その節をどう使うのか,どう活かすのかが大切です。

HHでは,「節をどう使うのか,どう活かすのか」を学びの場で気づき,理解し,身につけてもらいます。

罪を犯した人が被害者や迷惑をかけた家族,関係者,社会に対し本当の意味での償いをしながら,真の自立更生ができるよう取り組んでいます。

この国の治安が安定し,安心安全な社会となるためにも「再犯を起こさせない社会づくり」が,社会の大きなうねりとなっていくよう願うばかりです。



 

 

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