旅立ち
日本財団職親プロジェクト福岡で教育支援を受けた受講生も,3年間で15名の卒業生を送り出すことができました。今年度もすでに3名の卒業生を送り出しました。
しかし,これまでの道のりは決して平たんではありませんでした。
単に「再犯を起こさせない」ということではなく,自立していくために「生活をしていくために必要な事」「働きお金を頂くということ」「社会の一員として生活すること」「企業の求める人材を育成すること」などなど身につけて頂きたいことは山ほどあるのに,「どういう方法で身につけさせるのか」「どういう学習が効果があるのか」など課題も多くありました。
しかし,今,卒業生の中には就労を継続し,企業に必要とされる人材となった者や自分で事業を起こした者,これから事業を起こそうとする者などがいます。その笑顔には,これからやってくるであろう苦労や難題にも,あきらめず立ち向かい乗り越えていくんだという強い意志が伺えます。「再チャレンジ」。簡単なようでとても難しいこの課題に,塾生たちが必死に立ち向かってくれています。その姿が,今この時に悩み苦しみ,夢や希望をなくしかけている多くの方に,「再チャレンジできるよ!」という希望と夢を与えてくれることと思います。
そんとく塾では,より良い教育支援のあり方をこれからも模索していきます。
しかしながら,以下の課題についてはみなさまのご支援とご協力なしでは成り立ちません。是非お力添えをお願いいたします。
<そんとく塾の課題>
① そんとく塾での教育を受けたいという希望者が多いにも関わらず,住宅(社員寮)が借りられません。入居者の証明書が取れないことが原因です。ご協力して頂ける方がおられましたらご連絡願います。
② 運営費の捻出に苦労しています。教育支援を維持していくためには,経費がかかります。寄付や支援金など経費の面からのサポートを是非お願いいたします。
③ お仕事をください。清掃,産廃,リサイクルのお仕事を頂けますと,売り上げから教育支援費を拠出することができます。お仕事のご依頼をお待ちしています。
以上ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
そんとく塾(教育支援)へのご支援をお願いします
2018-07-09
産廃リサイクルによる人と社会とエコをつなげます
ヒューマン・ハーバーその他事業
←「第15回職親プロジェクト 福岡連絡会議を開催しました」前の記事へ 次の記事へ「天道無私」→