げんこつ

2017-02-08

副島です。

先日知り合いの方から「副島さん,ヤッターマンの記事おもしろかったよ」というお言葉を頂き,「はっと」しました。「忙しさ」を言い訳に,社長ブログを更新をしていなかったこと,後悔至極です。

そこで,今回は「げんこつ」の話しを少し書きます。

弊社では月に1回全体朝礼を行います。そこでは,会社の理念や私の思いなどを社員に話します。今回は「げんこつ」の話しをしました。

私は常々「人は財である」と思っています。しかし,その財は時として,「怒りや」「恨み」「憎しみ」を持ちます。その心は,他人へと向き,他人を傷つけます。人が財となるためには「笑顔」や「感謝」「謝罪」「寛容な心」「思いやり」など,他人への思いが変わらなければなりません。「自分が,自分が」では,うまく行きません。「自分が 自分が」と考えれば,「怒りや」「恨み」「憎しみ」を他人に向け,人は「げんこつ」を握り,そのげんこつを相手へと向けます。

そこで,私は社員に言いました。

「げんこつ」は「殴る。振り回す,壊す」など恐怖と不快感を生み出します。しかし,そのげんこつを開いてみてください。そこには,動く指があります。その指は様々なものを作り出し,他の人との心を通じ合わせ,幸せを生み出します。みなさんも握ったげんこつを開いて,幸せになりましょう

と。

多くの方が,げんこつを開いて幸せになってくれることを願うばかりです。

副島 勲


 

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