教育支援対象者3名の修了式を執り行いました。
他企業様からお預かりした3名です。
塾生が修了式を迎え社会復帰のスタート地点に立つその時には必ず自問自答します。
心の底から自分の犯した罪の大きさを自認し罪を犯した自分を受け入れられるまでの変化をもたらすことができたのか。
教育支援に携わる中でやってもやっても答えがみつからないなんてことは当たり前です。
でも、それでも、コツコツと地道にやり続けるしか他に方法がないのです。
それは自分を常に客観的に見て多くの選択肢を見つけ出し提示できること、よりよい支援環境を整えるために必要な産みの苦しみのようにも感じます。
世の中は「自己責任」というコトバで簡単に片づけてしまいがちですが、そもそも自分で責任が取れる人は罪を犯したりしないと私は思うのです。
もちろん本人に非があるのは当たり前ですが、教育支援対象者に関わる中で社会が見過ごさなければ防げた犯罪もあったようにも感じます。
過去の過ちを忘れることは許されないと私は思いますが、それと同時にそこからやり直そうとする人の今の努力を受けれないのも違うように思います。
巣立っていく塾生達が真にやり直す覚悟と自分自身と闘う気持ちを持ち、社会の荒波に揉まれても負けずに生きていける準備ができたと信じて、静かに送り出しました。
修了式を執り行いました
2020-09-30
産廃リサイクルによる人と社会とエコをつなげます
ヒューマン・ハーバーその他事業
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